非常用持出袋

非常用持出袋とはその名の通り
緊急時に持ち出す予め必要最低限の必需品を入れておいた袋のことです。
大抵はリュックサック型で背負って避難します。

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さて、あなたは一刻を争う有事の際
自分にとっての必需品を冷静に判断しリュックひとつにまとめる事が出来ますか?

時間なんてありません。
心に余裕もありません。

そんな中でやっと用意できたとしても
「アレも持って来ればよかった」
「これは要らなかった」
なんて後悔ばかり・・・。


はっきり言います。


有事が起きてから用意しても遅いのです。


どうなるか分からない不確定な未来の為に、今ある大切な時間やお金を使って用意しておこうと行動するのは難しいと思います。

「もしかしたら災害は起きないかもしれない。お金の無駄かもしれない」
確かにその可能性はあります。では、
災害が起こるかもしれない。用意していたおかげで助かるかもしれない」
という可能性はないのでしょうか?


まだ見ぬ未来を考え備える事はとても労力を使い、疲れます。先延ばしにしてしまう気持ちも大変分かります。
ですが先(未来)を想像し、予めどんなリスクにも対応できるように準備ができるリスクリテラシーのある人と、大丈夫大丈夫何も起きないからと楽観視する人とは
その先の結果が異なることは一目瞭然です。


そしていざその局面に立たされた時に用意しようとしてもパニックを起こして何が必要なものなのかを厳選できない可能性があります。
何より逃げ遅れるという最悪の結果を招きかねません。
ですので、予め何が本当に自分にとって有効なのかを考え、厳選する事をお勧めします。

基準は「山に1泊したら何が必要か」


山に泊まるとしたら何を持って行きますか?
これを基準に考えると必要なものが見えてきます。

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1.袋を選ぶ


まず初めに、持出袋の選び方を一考しましょう。
個人的に「ザ・非常用袋」は使わない方がおススメです。
 
銀色大きく非常用と書かれた袋はイメージ通りの非常用持出袋。ですが…

他人から見ても頼れそうな袋を持っていると折角用意したその袋を徴収される可能性があります。

助け合いが悪いとは言いません。急いで避難した結果持って来られなかった方も居るでしょう。

しかし、必要以上に目立ったりリスクを負う必要はありません。
その持出袋は誰の為に用意したものですか?
自分や大切な家族の為ですよね?
自分の守りたい人を最優先で守る為にも、是非ご一考下さい。


使わなくなった大きめのリュック、家に眠ってないですか?叩き起こしましょう。
使い古したリュックでも良いし、フリマ等で買うのも手でしょう。
なるべくしっかりとした生地のリュックで、遠目からでも女性だと想起させる色味を避けユニセックスな物にしましょう。
悔しい事に、女性だからというだけの理由で予期せぬ理不尽な事件に巻き込まれる危険があります。本当に憤りを感じます。


減らせるリスクは減らす工夫をし、自衛を徹底しましょう。


取り出しやすい所に防犯ブザーも付け、反射板(夜道でライトが当たると反射して光る物)があればリュックの背面につけたりして夜道も安全に避難出来るように備えたい所です。 

2.中身を揃える


リュックが用意出来たら次は中身を一考します。

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今時の非常用持出袋は軽くて防水で大容量な物も多いので、バッグと中身がセットになった既製品を買うのも良いかもしれませんね。

防災バッグ/防災セット/非常用持出袋/緊急避難セット 等で検索してみてください。

非常用持出袋の中身には共通点がある?

色んなセットが沢山売られていますね。これらの中身には共通点があります。

飲食
・水(500ml)
・軽食(おにぎりやクッキー、えいようかん等)
・給水バッグ
・紙皿や使い捨てのフォーク、割り箸
・アルミホイル
・ラップ
休息
・エマージェンシーシート(アルミのブランケット)
・ビニールシート
・エアベッド 
・エア枕
・スリッパ
・アイマスク
・耳栓
衛生
・絆創膏やガーゼ、綿棒等の救急セット
・マスク
・歯ブラシ
・ティッシュ
・ウェットティッシュ
・非常トイレ
避難
・ホイッスル
・レインコート
・紐
・カッター
・布テープ
情報
・ラジオ
・ライト(懐中電灯、ヘッドライト)
・電池
・USB
・イヤホン


以上の物は大体のセットに入っています。
家にある様でしたら買う必要はないでしょう。100均でもある程度は買えます。


上の物は基礎だと思ってください。
これらにプラスα自分に必要なものを足しましょう


例えば、
・持病の薬
・生理用品
・アレルギー対応の食事
・おむつや液体ミルク
・好きなお菓子
・ペットが居ればペット用の食事
どれも大事です。忘れないように必ず入れてください。


以下は私が実際に準備しているプラスαの中身をご紹介します。

・携帯充電器
・ランタン
・電池
・薬、目薬(涙点眼)
・防塵マスク、防塵メガネ
・雨よけグッズ(折り畳み傘、リュック、携帯、靴の防水カバー)
・錠前
・防犯ブザー
・アルコール
・消臭袋(BOSS)
・タオル
・生理用品
・使い捨ての下着
・靴下
・眼鏡、ケース、眼鏡拭き
・ミニバッグ
・鏡
・マッチやライター
・現金(お札と小銭で計5000円円程)
・保険証のコピー


黒い傘があれば目隠しにもなります。例えばトイレや着替え、母乳やおむつ替え等にも役に立ちそうですね。

個人的なポイントをご紹介します

個人的なポイント①

まずは電池についてお話したいと思います。それは
電池の種類を統一することです。

ヘッドライト、ランタン、充電器、ラジオ等
全て単4電池の物を意識して買う(単4電池は例えです)事で種類が1つであれば電池のまとめ買いが出来る上に、管理も楽だからです。
沢山の種類を用意する手間もはぶけます。

出来るだけ統一して、妥協出来ないところは妥協せず納得する物を選びましょう。

個人的なポイント②

続いて飲料水の水について。

生活に欠かせない身近な水ですが、
軟水 硬水 と種類がある事をご存知ですか?
種類の違いは硬度の量で変わります。

軟水0〜60mg/L未満
中程度の硬水60以上~120mg/L未満
硬水120以上~180mg/L未満
非常な硬水180mg/L以上
WHO(世界保健機構)飲料水水質ガイドライン

硬度が60mg未満だと軟水、それ以上は中軟水、硬水となります。
小さいお子さんやペットも飲めるお水は軟水です。
硬水だとお腹を壊してしまう可能性があります。命に直結します。
お水を買う際には是非硬度をチェックしてみてください。

《豆知識》石鹸が泡立ちにくいのは硬水だそうです。


スーパーで買えるペットボトルでも数ヶ月は持つのでローリングストックして備蓄しておくといいと思います。
私は面倒くさがりなので持出袋に入れるのは10年持つカムイワッカ麗水にしました。

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なんと硬度が19mg!

しかし、同じ商品で賞味期限が15年のものを見つけてしまいました。

保存水 15年 カムイワッカ麗水500ml×1本

(こっちにすれば良かった…)


一緒に季節の必須グッズも用意しましょう。
これは勿論季節によって必要なものが変わるので、の2種類、その季節には非常バッグの近くに用意しましょう。


ペット用の非常用持出袋と季節のグッズは後々紹介していこうと思います。


いざ有事に遭遇したら…

非常時に使えるフリーWi-Fi

「00000JAPAN」
フリーWi-Fiの危険は熟知ください。
(非常時にしないとは思いますが)ネットショッピングでのクレジットカードの入力や個人情報の発信にはくれぐれもご注意下さい。

緊急時のみ使える災害用伝言ダイヤル

「171」
171コール→被災している側の電話番号を入力→録音→撮り直しもOK
音声案内通りにすれば大丈夫です。
予め録音を登録する電話を決めておいても良いかもしれません。

私は携帯の充電切れに備えて公衆電話からでも連絡が取れるように財布の中に緊急連絡先を記載した紙を入れています。

体験利用も是非ご活用下さい。

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引用元:NTT東日本 災害用伝言ダイヤル(171)体験利用のご案内




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